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返ってきたミトラ通信

おおいなる調和を目指してしなやかに生きる。

Planet-13

「これから、地球でのあなたの人生をサポートさせていただきます。どうぞ、よろしくお願いします。」

黄色いカウンターの受付は、事務的で自動的な対応だったが、この担当者は正反対だった。とても柔らかな対応でいて、さらに、誠実そうで信頼できそうな印象だ。

 

「それでは、まず、地球での一回目の人生設計の計画をしていただきます。人生設計は、あちらの部屋で、私と一緒に計画します。計画そのものは、あなたが作成しますが、質問、相談があればなんでも仰ってください。」 「計画が作成できましたら、私がチェックしますので、私の承認を受けると、人生設計の計画が完了します。そして、完了した計画を、このメディアに念写して記録します。一回の人生毎に、当初の計画の記録と照らし合わせ、二回目以降の人生設計の参考にします。」

「あなたが役割を持って、地球に転生することは分かっていますが、最初から、その役割は果たせません。まず、人を知っていただきます。人がどういった生き物であるかを理解してから、あなたの最終的な役割を実行することになります。つまり、人を知るまでは、人としての輪廻を繰り返すことになるということです。」 「あなたの人生は、そのとき、その場面の選択で、進み方が変わります。ここで立てた計画どおりに進まないかもしれません。ここでの計画通りに人生が進まない人も少なくありません。」

「ただし、人生は、どのように進んでも、人生の最後が計画通りでなかったとしても、あなたが計画した人生で、大事なイベントは必ず発生するようになってます。」

 

「それと、地球に転生している間、これから計画する人生の設計は、転生したあなたという人の記憶には、残らないことになっています。ただし、人生の途中で、思い出すことは許されています。また、地球で輪廻する間に、人生設計の目的に応じて、設計した計画を覚えたまま、人生を開始する場合もあります。」

「以上ですが、ご質問はありますか? 無ければこれから、あちらの部屋に向かいます。」

 

「あのぁ、輪廻って、どれくらい繰り返すものでしょうか?」

恐る恐る聞いてみた。

「そうですね、計画と、実際に過ごした人生の実績によって変わってくるので、何とも言えませんね。」

「ただし、どのような計画であっても、その瞬間その瞬間をどのように捉えて人生を送るかで、輪廻の回数が増えたり、減ったりします。輪廻が多いか少ないかは考える必要は全く関係ありません。」

「他にはありますか? 無ければ、人生設計を行いましょう。」

「さぁ、あちらへ。」

 

担当者に案内されて、人生設計室に進んだ。担当者と色々と話して、最初の1回目の人生設計を計画した。担当者が承認して、メディアに念写して記録した。メディアはしかるべきところに格納された。

 

そして、担当者ともに、部屋を出て、転生ゲートのほうへ進んだ。

人生設計の計画も済んで、もうすぐで地球に転生できるという期待感いっぱいで転生ゲートの通路を進んだ。

 

to be continued