返ってきたミトラ通信

おおいなる調和を目指してしなやかに生きる。

Planet-12

地球係のカウンターで、受付に話しかけた。

 

「はい。では、こちらのメディアにですね、必要な事項を念写で記録ください。記録は、あちらでお願いします。記録できましたら、またこちらのカウンターにお願いします。」

 

指定された場所に行き、記録スペースに入る。記録スペースは、かなり分厚い防護壁で囲まれており、防護壁は特殊な素材でできている。

転生センターのセキュリティの信頼性は高いから、このような囲いは不要ではないかと思った。 けれども、考えてみれば、宇宙転生センターには、あらゆる星から生命体が来るから、どんなレベルのものが来るのかわからない。 だから、申請者が安心して念写できるように、申請者に万が一のことが無いようにするために設けられた造られたものなのだろう。

この試しに記録スペースの外に向けてテレパスを飛ばそうとしたが、この防護壁に阻まれ、防護壁の全面に「警告」の表示がでた。さすがだ。

 

渡されたメディアに念写で記録する。記録は瞬間でできる。記録ができたので、再びカウンターへ向かう。

 

「あのぉ~。すみません。できました。これでお願いします。」

「確認しますので、少々お待ちください。」

 

「はい。確認でました。大丈夫です。では、このあとは、そこの脇を通りまして、あちらに見えます黄色いカウンターに進んで頂いて、黄色いカウンターで、次の手続きを進めてください。」

 

利用者に分かり易いように、カウンターも色別になっている。

黄色いカウンターを目指して、通路を進む。通路には何もない。ただ通路があるだけだ。 すっきりしていると言えばすっきりしているが、一切味気が無い。 そのぶん、色分けされている部分は目立つようになっている。

 

目的の黄色いカウンターに到着した。

「えっと、すみません。あちらの青いカウンターで、黄色いカウンターに進むように言われたのですが。」

「はい。では、IDを入力してください。はい、認識しました。」 「地球に転生するときには、あなたを担当する担当者が付きます。これからの流れをその担当者が説明します。担当者を呼びますので、しばらくお待ちください。」

 

カウンターは自動受付のような対応だった。受付が呼び出すと、担当者はすぐに来た。

 

to be continued