返ってきたミトラ通信

おおいなる調和を目指してしなやかに生きる。

Piece Of Moon

やっと君を見つけた。

月が満ちた夜。

君と出会うのが今だったなんて、なぜ?

神様のきまぐれ?

神様はどうしてそんないたずらをするのだろう。

 

光輝く君。透明感あふれる君。

本当の姿を知っている。僕だけは知っている。

 

あのとき、君は、とても寂しそうだったね。

誰にも気付かれないように、明るい笑顔を作っているけれど、

僕は、僕だけは知っていたんだ。

その笑顔の奥に潜む深い深い寂しさを。悲しさを。

 

そんなふうに自分を責めないで。

そんな作り笑いは似合わない。

さあ、こっちを向いて。

その手を貸してごらん。

君を包み込んであげる。

君の寂しさを、悲しみを、溶かしてみせる。

君を癒してあげられるのは、僕だけだから。

 

 

やっと君を見つけたのに。

月が欠けてた夜。

君ともうお別れなんて、なぜ?

神様、気が変わったの?

神様はどうしてそんな仕打ちをするのだろう。

 

光が戻ってきた君。くすみがなくなった君。

僕だけが知っていた本当の姿を取り戻した。

一瞬だったね。

 

それから、君は、もとの場所へもどっていった。

誰にも気付かれない別の悲しみをかかえて。

何事もなかったように、笑顔を作っているけれど、

僕だけが知っている悲しみを背負って。

 

そんなふうに自分を責めないで。

悲しい笑顔は似合わない。

さあ、あっちを向いて。

最高の笑顔で、行っておいで。

君と触れているこの手を離してごらん。

悪いのは僕だけだから。

僕のことはもう忘れて。

周りがなんと言おうと僕だけだった。

君の輝きをしっているのは僕だけだった。

 

 

この命を受けて、君と出会えたのは、僕の宝だ。

君とのひと時は、君と僕だけのもの。

 

月は、日に日に姿を変える。満ちるのは一度だけ。

元の姿に戻ったとしても、また変える。

出会った日、月は満ちていた。

お別れの日、月は欠けていた。

 

幸せの月、満ちた月。

月はなぜ欠けるのだろう。

あの欠けた、月のかけら。

あのかけらは、どこにいくのだろう。

 

Piece Of Moon

あの月のかけらは君のところにあるのだろうか?

あの月のかけらは君の心を満たしてくれるだろうか?

 

きっと、月のかけらが見守ってくれるね。

きっと、月のかけらが取り戻してくれるよ。

君の本来の姿を、輝きを・・・。