返ってきたミトラ通信

おおいなる調和を目指してしなやかに生きる。

Multilateral Perspective

互いに相手の立場に立って考える。

立場が違えば、見方も違うし、見解も相違する。
これを敢えて、相手の見地から「もの」を見てみようとする。

自分の状況は、相手の状況と異なるから、全ては理解できないが、相手の立場の片鱗は見えるだろう。
相手の立場に立とうとするには、相手を少なからず、知ろうとする行為が発生する。
相手もこちらの立場が立つには同じ行為をする。

すると、どうだろう。
今まで、考えたこともなかったことを考えたり、知ろうともしなかったことが知り得たり、理解しようとしなかったことが理解できたりする。
相手のことを知り、自分を知り、お互いの大事にしていることが見えたり、何かを解決するための共通認識が持てたりする。

そして、もう一度、自分の立場に帰ったときに、今まで見えなかった、新たな見方ができるかもしれない。
横暴な言い方、横柄な態度、偏狭な見え方などが改まるかもしれない。
たとえ、認識が違っていたとしても、もっと深い視点から、丁寧に話し合えるだろう。

それが積み重なることで、互いに理解し合い、互いに力を持ち寄り、協力し合い、知恵を出し合い、偽善ではなく、暴力を用いずとも、威嚇せずとも、平和的に解決していくように思う。

そんな世の中がきたら、不安や、恐れからくる、過剰な攻撃、過剰な防衛が無くなり、力による支配することなく、分かち合う世界となるのだろう。